こんにちは、山内太地です。
本日は横浜国立大学の総合型・学校推薦型選抜について詳しく解説します。
神奈川県は人口が多いにもかかわらず、国立大学の数と規模が小さいのが現状です。
横浜国立大学は戦前の教育系・商業系・工業系の学校が統合してできた大学で、主に以下の学部があります。
医学部・農学部・文学部などはありませんが、首都圏屈指の実践的な国立大学として高い人気を誇ります。
総合型選抜の募集人数は以下の通りです。
学校推薦型選抜の募集人数は以下の通りです。
国立大学としては非常に大きな募集規模であり、「横浜国立大学が求める人物像」がよく表れています。
教育学部で100名という大きな募集人数は、大学の明確な意図を示しています。
実は横浜国立大学の教育学部を卒業しても教員にならない学生が多いのです。
そのため、大学としては「本気で先生になりたい学生」を求めており、総合型選抜で志のある人を積極的に採りたいというメッセージが感じられます。
理工学部・都市科学部は、海洋空間システムデザイン・建築・材料系など横浜の都市環境を生かした研究分野が充実しています。
上位国立大学(東大・東工大など)を志望する学生が多い中で、横浜国立大学ならではの特色を理解し、教育・研究内容で選んでほしいという意図が感じられます。
経営学部では共通テストなしで49名という珍しい形式を採用。
これは「学力重視ではなく、意欲や探究で勝負できる学生を評価したい」という大学の強い姿勢を示しています。
特に首都圏では、偏差値が高くても最初から私立大学しか考えない高校生が多いのが現状です。
そうした中で、横浜国立大学は「本当は国立を目指せたはずの生徒」に再挑戦の場を提供しているといえます。
総合型・学校推薦型では、単に成績だけでなく、探究活動・課題研究・社会問題への関心が重視されます。
たとえば教育学部では「これまでに参加した高大接続活動の中で教職を目指すにあたって最も印象に残ったこと」など、教員を志す明確な動機と体験を問うテーマが出題されています。
つまり、「なんとなく受ける」ではなく、自分の関心・経験・将来像が大学の理念と一致しているかが鍵になります。
横浜国立大学は、首都圏屈指の国立大学として高い人気を誇りますが、
単に偏差値ではなく、「大学の理念と自分の探究テーマがどれだけ重なるか」が合否を分けます。
ぜひ教育・理工・経済・経営の各分野で、自分の興味と大学の個性を重ね合わせ、挑戦してみてください。
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