皆さんこんにちは。
本日は「SDGsをテーマに志望理由書を書くと、他の人とかぶりますか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
高校生の方からよくいただく質問です。
「SDGsをテーマにして志望理由書を書くと、他の受験生とかぶってしまいますか?」
結論から言います。
SDGsをテーマの中心にするのは、やめてください。
各大学が求めているのは、
「あなたがSDGsをどれだけ頑張っているか」ではありません。
大学が見ているのは、
自分たちの学部・学科の学問に、どんな興味・関心を持っているかです。
SDGsは、あなたにとっての住所・名前・出身高校のようなものです。
大事ではありますが、志望理由の中心に据えるものではありません。
SDGsを軸に物事を考えてしまうと、
「SDGsを学びたいから大学に行きたい」という話になってしまいます。
正直に言って、それではどの大学にも刺さりません。
SDGsは、スタート地点として使うのはOKです。
例えば、
高校時代の探究活動のきっかけがSDGsだった。
あるいは、学問に興味を持つ最初の入口がSDGsだった。
それ自体は問題ありません。
ただし大切なのは、その先です。
「〇〇大学・〇〇学部・〇〇学科で、
このテーマを研究したい」
「その結果、社会にこんな貢献をしたい」
これが志望理由書の本体です。
例えば、
自然環境の破壊を防ぎたい。
新しい薬を開発したい。
地域社会の課題を解決したい。
そうした学問的なテーマが、
たまたまSDGsの項目と一致している。
それくらいの位置づけで十分です。
「SDGsを勉強したいから大学に行きたい」ではなく、
「この学問を学びたい。その結果SDGsにもつながる」
この順番が大切です。
あなたが感じている通り、
多くの受験生がSDGsを語ってきます。
その結果どうなるか。
「あなたじゃなくてもいい志望理由書」になってしまいます。
差がつくのは、
あなただけの経験・関心・努力
そして、
「なぜ他大学ではなく、この大学なのか」という部分です。
SDGsは、最後に振りかけるスパイスくらいでちょうどいい。
まずは、
・自分が本当に興味を持っている学問は何か
・その大学でなければいけない理由は何か
・大学で何を研究し、将来どう社会に貢献したいのか
そこをしっかり言語化してください。
SDGsは、その補足で十分です。
そうすれば、他の受験生としっかり差がつく志望理由書になります。
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