皆さんこんにちは。
本日は地方公立大学の志望動機で失敗しない方法について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
今回は、地方公立大学を受ける受験生が陥りがちな“ダメな志望動機”を潰す内容です。
特に地方の高校に通う受験生にとって重要なポイントなので、ぜひ参考にしてください。
例えば、あなたが看護師になりたいとして、公立大学の看護学科を志望するとします。
面接ではよく次のように言いがちです。
「患者に寄り添う、地域に根ざした看護師になりたいので、公立小松大学 保健医療学部 看護学科を志望しました」
「石川県立看護大学 看護学部に入学希望です」
しかし、これは公立大学の面接では通用しない典型的なNGパターンです。
実は、多くの受験生は国立大学の看護学科に入れる実力がないため、公立大学を受けています。
地元の先生方も大学側もそれを理解しています。
つまり、「地域医療のために」だけでは説得力が弱いのです。
本心では「金沢大学の看護に届かないから公立を選んだ」と思われてしまいます。
まず前提として、「国立」「公立」「国公立」の違いを正しく理解しましょう。
地方では公立大学のほうが入りやすい学部(看護・工学・経営など)が多く存在します。
そのため、受験生はつい「地元だから」「学費が安いから」と言いたくなりますが、それだけでは不十分です。
公立大学を第一志望で受ける場合、国立大学のカリキュラムや研究内容も必ず調べてください。
たとえば石川県なら、金沢大学の保健学類 看護学専攻のカリキュラムを確認し、
その内容を踏まえて「比較の上で公立大学を選んだ」ことを語る必要があります。
これにより、“国立に行けないから公立に来た人”という印象を避けられます。
看護系を志望するほぼ全員が「地域医療のために貢献したい」と言います。
そのため、これは差別化ができず、面接官の心に刺さりません。
自分の体験・学校での取り組み・学んできた内容を、
公立大学のカリキュラムと具体的に結びつけて語ることが重要です。
地方公立大学を推薦で受ける受験生は、多くが“2番手・3番手の進学校”に通い、基礎学力は高い傾向にあります。
だからこそ、志望動機や自己PRで適当に済ませると一気に落ちます。
あなたが考える「地域医療のために」は全員が言います。
だからこそ、“あなた自身の言葉”で語ることが必須です。
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