皆さんこんにちは。
日本の大学全部行った男、山内 太地です。
本日は「文化祭の経験を面接でPRしても大丈夫ですか?」という質問について解説します。
結論から言います。
文化祭を頑張った、という話だけでPRするのは基本的にNGです。
文化祭、部活、地域活動、ボランティア。
あなたが「頑張った」と思っている活動の多くは、他の高校生も同じようにやっています。
文化祭を頑張っていない高校生はほぼいません。
クラス全員、学校全体、隣の高校もやっています。
“みんなでやったこと”を、そのまま自慢しても差はつかないのです。
面接で大事なのは、
「自分一人が何を考え、どう行動し、どんな成果を出したか」です。
「クラスで頑張った」「みんなで成功させた」だけでは弱い。
その中で自分が担った役割・工夫・結果が具体的に語れなければ評価されません。
家族や自分の病気・怪我の経験をPRしたいという人も多いですが、
実はこれは合格に直結しにくい典型例です。
本人や家族にとっては重大な経験でも、
聞いている大学の先生にとっては特別な評価ポイントにならないことがほとんどです。
「看護師になりたい」「理学療法士になりたい」という動機として語られがちですが、
同じ話をする受験生は山ほどいます。
自己肯定感や自尊心を持つこと自体は否定しません。
ただし、現実として本当に“すごい”経験をしてきた人はごく一部です。
文化祭、部活、海外留学ですら、
入試の世界では珍しくありません。
「自分はすごいことをしてきた」と思い込みすぎないことが重要です。
参考になるのが、東京大学公式サイトの合格者インタビュー集
「キミノトウダイ」です。
そこに載っている合格者は、
必ずしも派手な実績を持っているわけではありません。
ただし、自分の経験を相手の心を掴む形で語れています。
何をやったか以上に、
どう考え、どう価値に変換したかが違うのです。
推薦・総合型選抜が増える中で、
多くの高校生が「大したことのない経験」をそのままPRしています。
大切なのは、
その経験にどんな価値があり、志望大学が何を求めているかを理解し、
第三者の視点でチェックすることです。
経験自体が無駄になることはありません。
価値の切り取り方と伝え方が合っていれば、合格に繋がります。
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