徳島県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、徳島県の公立高校に合格を目指す方のために、徳島県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
徳島県の公立高校入試は大きく分けて「特色選抜」と「一般選抜」に分かれています。「特色選抜」は5教科の学科試験の他、内申書、作文、面接、実技試験などが実施されます。 「一般選抜」は5教科の学科試験と内申書の得点の合計点で合否が決まります。
2023年度の徳島県の高校入試は以下の通り実施されました。
2024年度の入試スケジュールもほぼ同様の日程で実施される見込みです。
育成型選抜・連携型選抜
願書受付日 | 1月24日~1月25日 |
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検査日 | 2月2日 |
結果通知日 | 2月11日 |
一般選抜
願書受付期間 | 2月21日~2月22日 |
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志願変更日 | 2月28日~3月2日 |
学力検査 | 3月7日 |
面接等実施日 | 3月8日 |
追検査、追面接 | 3月9日 |
合格発表日 | 3月15日 |
基本的なことですが、出願や試験日などの日程はしっかりとおさえておきましょう。
ここからは主に「一般選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。 高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
1中学3年間の内申点 195点満点 2学科試験の点数 5教科×100点 500点満点
このように、中学3年間の内申点(5段階)と入試本番の試験の点数で合否が決まります。内申点や活動評価の計算方法は徳島県独自のものですので、次で詳しく解説しています。中学1年の成績 | 5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2 | 65点満点 |
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中学2年の成績 | 5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2 | 65点満点 |
中学3年の成績 | 5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2 | 65点満点 |
試験時間 | 55分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
徳島県の国語の問題は5問で構成されており、内容は知識問題、小説、論説文、古典、作文となっています。 小説や論説文では心情把握や内容把握を中心と出題傾向で、それぞれ記述式の解答問題も見られます。 古典では漢文の出題はここ数年見られません。古文では知識問題や表現把握、内容把握問題などが出題されます。 作文では200~260字程度の資料作文が出題されます。日頃から資料をもとに、自分の考えをまとめる練習をしておきましょう。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
大問1で独立小問が出題されています。基本の計算問題から平方根の性質、確率や資料の活用なども出題されます。 この大問1で出題される問題は、基本的な問題が多いことから確実に得点するようにしましょう。 大問2以降は応用問題が出題されており、図形や関数が頻出となっています。 思考力を問われる問題も出題され、全体的な難度は高めです。問題の量をこなして解けるように準備しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 7問 |
徳島県の英語の試験は大きく分けて、リスニング、語彙、会話文、長文読解の出題となっています。 リスニング問題では、絵を見て答えを選択する問題や対話文の中で質問に対する適切な返答を答えるなどの問題が出題されます。 長文読解では内容把握に関わる問題を中心に出題されているため、すばやく読み解く練習を重ねましょう。 また長文問題では条件作文も出題されます。文法力が問われるため、基本的な文法を押さえ確実に得点できるようにしましょう。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 5問 |
問題構成は大問5問となっており、4分野からそれぞれ1題ずつと小問集合が出題されています。 また、配点の面でも全体を通して偏りがないため、苦手単元はしっかりとつぶしておきましょう。 解答形式は記号選択のほか、短文記述や計算、作図と様々な形式が求められるため、過去問を活用して解答形式に慣れておきましょう。 全体的に基本的な内容を問われる傾向にあるため、まんべんなく復習するようにしましょう。
試験時間 | 45分 |
配点 | 100点 |
大問数 | 6問 |
大問6問構成。融合問題に加えて地理・歴史が2題ずつ、公民が1題、出題されています。 地理では世界地理・日本地理ともに出題されます。幅広い地域について問われる出題傾向です。 歴史では基本は日本史中心の出題です。現代史で世界史の知識が問われることもあります。 公民では政治・経済・国際まんべんなく出題されます。基本的知識問題を中心に出題されています。
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
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徳島県立海部高等学校
徳島県立板野高等学校
徳島県立つるぎ高等学校
徳島県の私立高校入試は、推薦選抜と一般選抜に分かれます。推薦選抜は専願のみとなるので、公立高校と併願する場合は一般選抜での受験となります。
私立高校の入試スケジュールは、高校によって異なり1ヵ月ほど前後します。推薦・一般ともに徳島文理高校の日程が最も早く、推薦選抜の出願期限が12月下旬、試験日が1月上旬です。一般選抜の場合は1月中旬に願書を提出して、例年その数日後に試験が実施されています。
生光学園高校の場合は前期入試と後期入試に分かれていて、推薦・一般ともに前期入試の願書提出が2月上旬、後期入試は一般入試のみの受付で3月中旬となります。そのため生光学園高校の後期入試は、公立高校の合格発表を待って出願することができます。試験日は前期入試が2月上旬、後期入試が3月中旬です。
入学試験の内容は、高校ごと各コースによって全く異なります。たとえば徳島文理高校では、推薦選抜は作文、一般選抜は国語・数学・英語の学科試験です。それに加えて、推薦・一般ともに5分程度の個人面接があります。
一方で生光学園高校は、特別進学コースの推薦入試は面接のみ、普通コース・体育コースの専願入試は面接に加えて国語の学科試験と作文があります。また一般入試でも、特別進学コースは学科試験が5教科あるのに対して、普通コース・体育コースは3教科となっています。
このように、目指す高校やコースによって入試対策が大幅に変わってきます。そのため、各高校のホームページをチェックしたり、オープンスクールや公開授業、入試説明会に参加したりして、最新の入試情報を早めに入手しておく必要があります。
また私立高校入試では学校ごとに傾向が異なり、過去問の対策も非常に重要となります。過去問題集を中心にしっかり対策しておきましょう。
また内申点についてですが、私立高校の場合もしっかり評価の対象となります。生光学園高校では公立高校と同じ内申書を採用しているので、どんなポイントが評価されるのかを知りたいという方は、徳島県公立高校の入試情報をご確認ください。
評定については徳島文理高校の推薦選抜が特に厳しく、中学校3年間の5教科の評定平均が4.5以上となっています。そのため推薦選抜での入学を目指すご家庭は、中学1年生からの計画的な対策が必要です。
また少し特殊な例ですが、徳島文理高校は剣道の強豪校ということもあり、剣道の県大会団体ベスト8以上のレギュラー選手、または個人ベスト32以上の実績があることを条件に、評定平均を満たしていなくても推薦選抜で出願することができます。このように出願条件が特殊なケースも稀にありますので、推薦・一般を問わず事前に必ず調べておきましょう。
メガスタでは、私立高校の入試対策から内申点にかかわる定期テスト対策まで、お子さんの目的に合わせた指導ができます。お子さんの入試対策でお困りの場合には、ぜひ一度メガスタにご相談ください。
徳島県の公立高校入試では、一般選抜に先立って「特色選抜」が実施されます。
特色選抜のいちばんの特徴は、募集人員が非常に少ないことです。体育科・芸術科を除く専門学科、総合学科では募集定員の13%以内、普通科に至っては募集定員の6%以内しかありません。
体育科・芸術科は、募集定員に対して100%の枠が用意されているのですが、それ以外の学科を目指す受験生には非常に狭き門となっています。
特色選抜の願書受付は例年1月下旬頃、試験日は2月上旬頃です。またこれと同じ日程で、連携型選抜も実施されます。
特色選抜の選抜資料は、調査書および活動記録の提出と学力検査(国語、社会、数学、理科、英語の5教科)が必須となっていて、そのほか、作文、面接、実技などは各高校の判断で実施されます。なお、各選抜資料の配点については、調査書と学力検査はそれぞれ20%以上、そのほかは各高等学校長によって決められます。
調査書と学力検査だけで配点の半分近くを占め、比重が高くなっていることがお分かりいただけましたか?公立高校の推薦入試を目指すなら、日々の授業はもちろんのこと、定期テストでしっかり点数を取っておく必要があります。
また各教科の評定ですが、徳島県の特徴として、学力検査を実施しない4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)が重視されます。もちろん学力試験のある5教科も大切ですが、実技4教科の授業もしっかりと受けるようにしましょう。
そして評定平均以外にも、部活動などの活動状況、活動実績、各種資格、中学校生活の状況といった、各教科の学習の記録以外の記載事項についても選抜の資料となります。つまり、中学1年生の頃から積み上げてきた実績がしっかり評価されるということです。
しかしその一方で、受験が近づいてから頑張れば良いという話ではないということでもあります。いざ受験生になったときに選択肢を広げる意味でも、成績だけでなく部活動や学校生活にも積極的に取り組んでいきましょう。