奈良県の公立高校受験対策!
メガスタの高校受験対策とは?
このページでは、奈良県の公立高校に合格を目指す方のために、奈良県の公立高校入試の仕組みや志望校に合格するためのポイントについて紹介しています。ぜひ公立高校受験対策にお役立てください。
令和8年度(2026年度)から、奈良県立高校の入試制度が変わります。
【一次選抜】
3月上旬に実施され、これまでの特色選抜と一般選抜が一本化されます。
第1・第2希望校の2校まで出願可能で、第2希望校は一次選抜出願者のみ、かつ募集人員に満たない学科が対象です。
検査は学力検査、学校独自検査(学科による)、調査書で行われ、総合的に合否が判定されます。
【二次選抜】
3月下旬に実施され、一次選抜で定員割れした学科が対象です。
一次選抜受験者のみ出願可能で、面接と調査書、一次選抜の学力検査結果で合否が決まります。
【特別選抜】
2月上旬に全国募集特別選抜、3月上旬にインクルーシブ教育推進特別選抜、外国人・帰国生徒特別選抜、成人特別選抜が実施されます。
各選抜で口頭試問、面接、作文、学力検査などが課され、調査書と合わせて合否が判定されます。
奈良県の2026年度公立高校入試日程です。
一次選抜 二次選抜 基本的なことですが、出願や試験日などスケジュールはしっかりとおさえておきましょう。 ここからは主に、「一次選抜」の学力試験と内申点の対策についてご紹介していきます。
第一出願期間
※第一希望校出願2026年2月16日〜2月24日
第二出願期間
※第二希望校出願2026年2月25日~3月2日
学力検査日
2026年度3月4日・5日
※3月5日は学校独自検査日
合格発表日
2026年3月13日
出願受付日
2026年3月16日〜3月18日
検査日
2026年3月24日
合格発表日
2026年3月25日
高校入試の仕組みを理解しないせいで、入試直前に後悔してしまったり、損をしてしまう生徒さんが毎年大勢います。少し長いですが、ぜひ最後までお読みください。
奈良県の公立高校受験は、次のような仕組みになっています。
1中学3年間の内申点 144点満点(加重配点なしの場合)
2学科試験の点数 5教科×50点 250点満点
基本は上記の合計得点によって合否を決定しますが、一部の高校、学科・コースによっては加重配点や学校独自検査を行います。詳細は奈良県の高校入試要項をご確認ください。
このように、中学3年間の内申点(5段階)と入試本番の試験の点数で合否が決まります。内申点や活動評価の計算方法は奈良県独自のものですので、次で詳しく解説しています。
奈良県の公立高校入試(一般選抜)では、内申点を次のように計算して点数換算していきます。
中学1年の成績 | 9教科×「主体的に学習に取り組む態度」の3段階評価 | 27点満点 |
---|---|---|
中学2年の成績 | 9教科×「主体的に学習に取り組む態度」の3段階評価 | 27点満点 |
中学3年の成績 | 9教科×5段階評価×2 | 90点満点 |
奈良県の公立高校入試の仕組みの特徴は、中学3年生の内申点を重点的に評価することです。しかし中3から頑張って勉強してもすぐに成績が上がるわけではありません。
中1・中2の段階からしっかり対策していきましょう。
次に、学科試験の傾向と対策についてお話しします。奈良県の公立高校入試の学科試験は5教科・各50点の250点満点です。
奈良県の高校入試の問題は、毎年ほぼ同じでワンパターンです。ですので、出題傾向を知っていてば、入試本番で高得点を取りやすくなります。ここでは教科ごとの出題傾向を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 4問 |
奈良県の国語の問題は大きく論説文・随筆・古文・作文という構成になっています。
論説文に関しては、内容把握問題が中心です。随筆も同様に肺葉把握および心情の読み解きが求められます。
古文では、年度によって漢文の出題も見られるため、基礎知識固めは必ずやっておきましょう。
作文は100~150字程度の課題作文が出題されています。過去問を活用して対策しましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 4問 |
数学は大問4題構成となっており、大問1で独立小問問題が出題されています。
この独立小問の配点がおおよそ20点と大きいため、確実に得点できるようにしましょう。
大問2以降は応用問題となっています。例年の傾向から特に対策が必須になるのが図形問題。
合同や相似の証明問題は頻出のため、類似の問題を解いて対策を行いましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 3問 |
奈良県の英語は大問3題。リスニング、対話文、長文読解という問題構成となっています。
リスニングは絵の選択や応答文選択、内容一致などが出題されています。
対話文では適語補充、内容把握、条件作文と幅広い解答形式となっていますが、内容把握力が問われる問題です。
長文読解も同様に内容把握、内容一致文選択などが目立つため、素早く長文を読み解けるように対策をしましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 6問 |
問題構成は大問6問となっており、生物・化学・物理・地学の4分野がバランスよく出題されます。
特に頻出なのが、生物分野の植物のつくりとはたらき、化学の水溶液、物理の磁界などです。しかし、他の単元もまんべんなく出題されるため、苦手な箇所はしっかりと対策しておきましょう。
またすべての大問で短文記述問題が設定されているため、過去問を用いて練習を重ねましょう。
試験時間 | 50分 |
配点 | 50点 |
大問数 | 4問 |
大問4問構成。社会3分野からそれぞれ1題ずつの出題に加え、融合問題が1問出題されます。
大問1では歴史からの出題。日本史を中心の出題となっており、世界史の知識は日本史と絡んだものとして出題されます。
大問2は地理からの出題。世界地図・日本地図ともに頻出で、特に日本地図の地形図の読み取りを繰り返し復習しましょう。
大問3は公民からの出題。政治・経済・国際かたよりなく出題されています。グラフや表の読み解きが必須となります。
いかがでしたでしょうか?英数国理社、どの教科も毎年ほぼ同じ出題パターンです。ぜひこの傾向を知っていれば、高校入試はとても有利になります。
くり返しになりますが、奈良県の公立高校の入試は、
1中学3年間の内申点
2入試本番の学科試験の点数
これらの合計で合否が決まります。
では、どのように対策をすればよいのでしょうか?
ここからは、メガスタの高校受験対策や内申点を上げるための対策について具体的に説明しますね。
奈良県の公立高校入試の場合、中学3年の内申点が入試に影響します。そのため、公立高校で志望校に受かるには内申点を上げる必要があります。
これらの中でもとりわけ、内申点に直結するのが定期テストの点数です。定期テストの点数を上げるには、普段から学習の積み重ねが大切になります。
特に、英語と数学は積み重ねの教科です。苦手な単元ができてしまうと、その先の内容も理解できません。ですので、できるだけ早めに苦手単元を解消することが大切です。
とはいえ、定期テストは範囲の決まった試験です。また、教科書や問題集のどこからテストに出るか、ほぼ予想ができるのです。メガスタでは、お子さんの通う中学に合わせた定期テスト対策で、短期間でも点数を大幅に上げることができます。
詳しくはメガスタの定期テスト対策ページをご覧ください
繰り返しになりますが、奈良県立高校の入試問題は毎年ワンパターンです。必ず出る単元やどんな問題が出るかなど、毎年ほとんど同じです。
例えば数学なら、「図形の証明問題」は、ここ数年必ず出題されています。入試に出る問題を解けるようにすれば、志望校に合格できる確率はぐっと高まります。
もっと言えば、出題されない問題は対策をする必要はないのです。
メガスタの家庭教師は奈良県の公立高校の出題傾向を熟知しています。出題傾向やパターン、その対策方法など、お子さんの学力に合わせて指導・対策を行います。